フィールドレコーディングは、公園や街、駅、川など、屋外の環境音を録音することです。TOMU’S SOUND LIBRARYでは、運営者のTOMUが、iPhone 11 ProにZOOM iQ7(ステレオマイク)を付けて、東京・目黒周辺でこうした音を録音しています。このページでは、運営者が実際にしていることと、メーカー公式の情報を分けて、録音の流れを紹介します。

どこで録音しているか
当サイトの屋外の録音は、東京・目黒周辺が中心です。林試の森公園、JR五反田駅周辺と山手線沿い、目黒川、不動尊の周辺で録音した音源を公開しています。身の回りで聞こえた音を、少しずつ録りためています。
録音の前に
- 機材:iPhone 11 ProとZOOM iQ7を使っています。環境音は、主にiQ7の120°の設定で、広くステレオで録音しています。スイッチの違いは、使用機材・録音環境で説明しています。
- レベルの確認:ZOOMの公式情報では、iQ7の入力ゲインは+3〜+43dBで、GAINつまみとLEDのレベルメーターで調整します。音が大きすぎて歪むと赤のLEDが点灯するので、その場合はゲインを下げます。
- 機内モード:ZOOMの取扱説明書によると、録音中に接続した機器が無線通信をすると、録音データにノイズが入ることがあります。iPhoneの電話機能を使うと録音が停止するため、機内モードに切り替えて使うと説明されています。
- テスト録音:運営者は、本番の前に短いテスト録音をして、イヤホンなどで音を確認することをおすすめしています。
録音するとき
運営者は、公園では、その場所本来の音が戻るまで数分間じっとして待ってから録音することがあります。夏の公園では、蚊に刺されても、録音が終わるまで動かずに我慢することもあります。録音中に、ベンチにiPhoneを置いたまま、空を眺めてしばらくぼんやり過ごすこともあります。
また、電波や電気機器、照明の近くで録音したときに、ノイズが入ったことがあります。そのため、必要のない照明や電気機器は、できる範囲で止めてから録音しています。原因を特定できたわけではなく、実際にノイズが入った経験があるための対策です。
住宅地の公園で録るということ
林試の森公園は住宅地に囲まれた公園です。鳥や風、木々の音だけでなく、救急車やバイク、車などの音が入ることがあります。運営者は、こうした音を失敗やノイズとしてすべて排除するのではなく、東京の住宅地にある公園らしい音として捉えています。録音した音は、その場所の記録として残しています。
駅や街で録音するとき
駅や街で録音した音には、周囲の人の声やアナウンス、車両の音などが入る場合があります。当サイトのLicenseでも、街中や駅などで録音した音には第三者の権利に関わる音が含まれる場合があること、救急車のサイレンや踏切・車両の警告音、公共交通機関などの音は、配布していてもあらゆる用途で自由に使えるとは限らないことを説明しています。録音するときは、周囲の人の迷惑にならない場所と時間を選び、使うときはLicenseを確認してください。
録音したあとに
録音したファイルは、そのままでは音量が小さかったり、前後に不要な部分が付いていたりすることがあります。当サイトの音源を例にした調整の考え方は、効果音の音量を調整する方法と効果音の不要な部分をカットする方法で説明しています。
気をつけたい点
風や、手が本体に触れる音は、録音にノイズとして入ることがあります。当サイトが確認したZOOMの製品ページとマニュアルでは、付属品にウィンドスクリーン(スポンジ)が含まれていること以外に、風切り音や接触音への具体的な対策は確認できていません。気になる場合は、本番の前にテスト録音をして、イヤホンなどで確認してください。
出典と確認日
確認日:2026年10月3日
- ZOOM「iQ7」製品ページ(zoomcorp.com):入力ゲイン、付属品、90°・120°・M-Sの設定
- ZOOM iQ7 オペレーションマニュアル(PDF):無線通信によるノイズ、機内モードの説明、レベルLEDの説明
- 運営者の録音の方法と体験:運営者の一次情報